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いうまでもなく、弁護士は法的なサービスをご提供するサービス業です。
問題に直面した方々に対して、法的に的確なアドバイスをさせていただき、代理人として問題を解決させていただくのが第一の任務です。
そのために一番重要なのは、紛争解決の「経験」です。
単に弁護士としての経験だけなら、その業務年数だけでも判断できますが、それだけでは足りないと思っております。
法律家には、弁護士のほかに、「裁判官」、「検事」という職業があります。
裁判官は、法的な紛争を判決という形で最終的に解決する人ですし、検事は警察が検挙した被疑者を裁判にかけるかどうか(起訴するかどうか)を最終的に判断する人です。
つまり、法的な紛争を最終的に解決するには、弁護士の判断だけではなく、裁判官や検事の判断を仰ぐ必要が多くあります。
だとしますと、問題解決に対する的確なアドバイスをしたり、その解決の見通しを正確に予想するには、弁護士だけでなく、裁判官や検事としての経験があれば、さらに盤石だということになります。
私は、「31年間」の弁護士経験のほかにも、検事を「6年間」、非常勤裁判官を「4年間」務めてきました。
(非常勤裁判官というのは、弁護士としての職をもったまま、週に1日だけ裁判官の仕事をするという制度です。私はこの制度が新設された際の最初の任官者で、東京家庭裁判所に勤務しました。)
このように私は、法曹三者すべてを経験した弁護士として、皆さまへ的確な法的サービスをご提供できるのではないかと自負しております。
さらに、このような経験を活かし、司法研修所において、民事事件に関する弁護士業務を指導する民事弁護教官として司法試験に合格してきた法律家の卵である司法修習生たちの指導を3年間行うことで、私自身、よりわかりやすい説明力、人の心に訴えかける説得力にも磨きをかけてきました。
講演は、ご希望のテーマで、お聴きいただく方々の立場にたって、わかりやすくお話をさせていただくことも得意です。
また、プロフィールにあるとおり、講談社や新潮社などから一般の方々に対する本も出版しており、また硬軟多くのテレビドラマの法律監修(出典:テレビドラマデータベース)もさせていただいております。
弁護士の世界は「専門化」「大事務所化」の時代といわれていますが、私はすべての仕事を私自身が一つ一つ丁寧にさせていただく「一人職人型弁護士」のスタイルを続けていきたいと思っております。 |
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